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zoom RSS 光と空と風と緑−原点回帰−

<<   作成日時 : 2009/01/07 00:49   >>

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昔話をしましょう。
本当に、遠い昔。
少し、おつきあい下さい。
 
昔。
それは、本当に、遠い昔。
体が弱くて、あまり外で遊べなかった子供。
いつ、どこでだったか、忘れてしまったけれど、
一枚の絵と出逢いました。
 
らくがきするコトが大好きだった子供は、
その一枚の絵に、釘付けになりました。
 
なんだろう?
この、絵の中は、なんだろう?
そこには、やさしい暖かな色と、
広い空間がありました。
そこに行きたいと。
そこに立って、綺麗な空気を吸いたいと。
暖かな風景を夢見たのでした。
 
子供は、それからかなり後で、その作家の名を知ります。
あまりにも子供だったため、
その作家の名を読むコトが出来なかったのです。
ただ、その絵だけは、忘れませんでした。
 
名は知らずとも、その画風は、間違いなく心の中に根付き、
気付けば、広い空間や、木々の緑を描くようになっていました。
 
夢見る様な木漏れ日。
吹き抜ける清々しい風。
高く青い空。
ぽっかり浮かぶ、白い雲。
 
途中、木炭や水彩や油絵など様々経由して。
でも、今でもその夢見る様な景色に憧れて、
それを追い求めて描く子供のままの私が、います。
 
今、その作家の絵を見ても、同じ感動は得られません。
あれは、子供だったからこそ、心の中に飛び込んできた景色なのかもしれません。

その作家と同じ様な絵を描きたいとは、もう思わない。
その作家も、その頃描いていた絵とは、少し違ってきています。
(今は福祉とか反戦とかスピリチュアルなお仕事が多くて、
内容が受け付けなくなってしまっているのです。)
けれど、あの頃と、夢見る物が変わらないから。
私自身が、ぶれないから。
変わらないものもある。
「似てるね」と言われるコトもある。

いいよ、それで。

そう、思う。
ターシャが庭でくつろいでいた様に。
私は私で、自分の世界を遊んでいるのかもしれない。

どうでも、いい。

私の好きだったその作家の絵を、
「何もない絵だね」
と、言った人もいた。
感性は人それぞれだから。
その人は、それでいいと思った。
私は、その世界を好き。
他の人が、どんな感想を持とうが、どうでもいい。
好きなものは好き。
それで、いい。

今でも、時々思い出し、
その夢見る様な空想の世界を旅する。
光と空と風と緑のやわらかな世界。
私の大好きな、美しく、優しい世界。
満面の笑みではなく、優しく微笑む世界。
硬く冷たく美しいのではなく、包み込む様な温かい美しさを持つ世界。

現実が、これほど美しければ。
現実が、これほど優しければ。
人々は、幸せになれるだろうか?

ふと、そんなコトを考えて。
今。
子供の私が大好きだった、その風景のポストカードを眺めています。
・・・多分もう、絶版だよね?

ギャラリーが鎌倉にあるそうなので、
一度は行ってみたいんですけども。

暖かく、美しい世界。
私に表現は難しいかもしれない。
でも、目指すのは無意味じゃない。

そして私は今日も、自分の絵と対峙するのです。




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葉 祥明


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