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zoom RSS いろみえで うつろふものは

<<   作成日時 : 2009/07/11 03:35   >>

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「色見えでうつろふものは 世の中の人の心の花にぞありける」
 
絵を描くにあたって。
好みの色はひどく絵を左右する。
私は緑が好きで、植物好きのため、
どうしてもそちらへ絵が引き摺られる。
そして。
・・・嫌いな色は避けてしまう。

昔読んだ漫画で、
貧乏な画家が大切な人を赤い絵の具で描いた話があった。
赤い色が嫌いだったのに、
大切な人を赤い色で描いた。
その辺の説明が、とても切なかった。

ほんとうに、色って不思議。
色なんて、単なる光の屈折に過ぎない。
人間が世界を認識しているだけの・色。
実際は光の屈折に過ぎないのだから、
色なんて無いかもしれないのに・・・。

実際。
色というのは可視光線で構成される。
目に見える範囲での、光の波長を捉えたモノが、色だ。
動物によっては、色など無い世界に住んでいたりする。
今私たちが認識しているのは、人間にとっての色でしか過ぎない。
人間以上に光を捉える生物がいるのなら、
それらはもっと、たくさんの色世界に住んでいるはずだ。

太陽光の色の下で見たものと、室内で見たもの。
朝見たものと、夕方見たもの、或いは夜見たもの。
そのものの存在は違っていないはずなのに、色が違っていたりするのは、
視認した方側の受容が違うからだ。

個人差だってある。
猫は過去、色を認識出来ない生物と定義されていたけれど、
現在では「色を認識しているが、認識が弱い」とされている。
つまり。
色の存在は知っているけれど、気にしていないと言うこと。
生きる上で、色というものが、あまり関係ないのかもしれない。
色は見えているけれど、脳がそれを気に留めない構造なのかもしれない。
極彩色の鳥たちは、色をかなり認識する。
おそらくそれは、生きる意味で大切なコトだったんだろうと推察する。
もちろん人にだって、色認識の個人差がある。
一般的に、男性よりも女性の方が高いとされる。
おそらく・・・種の保存とか外敵からの保護とか、そんな意味合いなんだろうと思う。
今、あなたと、あなたの隣にいる人とで、
見ている色が違うなんて、考えたことがある?
私は、考えて怖くなったことが何度もある。

色というものは、存在するかしないかわからないモノ。
ただの、光の波長。
人間が見える範囲で捉えた、光線の反射波長。
机の色は変わらないのに、その上に置いたプリズムは7色の色を輝かせる。
そのくせ、人の心まで動かしてしまうもの。

心理療法でも、カラーセラピーは有効で。
極彩色は、心を活発或いは攻撃的にし、
淡いパステルトーンは、気持ちを和らげる。
モノトーンは、過ぎれば気持ちを沈鬱にし、
セピアトーンは、センチメンタリズムを引き起こす。
気持ちが沈んだ時は、活発な色を採用し、
落ち着きたい時は、グリーンやアースカラーを用いる。
ただの光の波長なのに、そんな効果がある「色」の不思議。
私たちは、案外色に縛られているのかもしれない。

光の波長、として色を捉えるのなら、
色は存在する。
光測計で色温度を測ればいいからだ。
2400k(ケルビン)は、夕日の色合いとされる。
ただ、その夕日の色を濃いオレンジと捉えるか、暗いオレンジと捉えるか。
それが、個人差になって出てくるだけの話。

光の三原色と、色の三原色は違う。
それも、不思議。
三原色(赤・緑・青)を混ぜ合わせると、
一方は暗灰色になり、もう一方は真っ白(透明)になる。
人工的に混ぜた「色」と自然光の「色」では、
やはり違うんだと、再認識する。

色は謎だらけ。
考えれば考えるほど、頭がこんがらがる。
そして、怖くなる。
実際に住んでいる世界は、色のない世界だと。
そう考えただけで、とても怖くなる。

かと言って。
人と違うのを、わざわざ放置するワケにもいかない。
PCモニターのキャリブレーションは、していた方がいい。
【↓参考↓】
ディスプレイの簡易設定
モニターのキャリブレーション

「色」と言うと、恋愛的意味合いもさすけれど。
ナゼそうなったのか、とても不思議。
やっぱり、人は色の呪縛から逃れられないのかもしれない。

色は匂へど 散りぬるを 我か世誰そ 常ならん
有為の奥山 今日越えて浅き夢見し 酔ひもせす
ご存知、いろは歌。
日本人にとって、色は言語にまで干渉してくる。
そして、日本人特有の色感覚。
これは、とても大切だけれど、今では失われつつあるもの。
重色目(かさねいろめ)なんて、知っている人は少ない。
紫苑や松重ねなんて、とても綺麗。
ああでも、男性と女性で、同じ色目でも名称が違ったんだったわ。
子供の頃、「浅黄(浅葱)色」って、黄緑系の色と勘違いしていたことがある。
実際は薄藍に近い色なんだけど^^;
植物の色だと知ったのは、ずいぶん後のこと。
和色は難しい。

色は不思議。
人の記憶にまで織り込まれてしまうもの。
あって、なきもの。
なのに、日々それと格闘している。
正体不明で形が無くて、謎に満ちたもの。



色見えでうつろふものは 世の中の人の心の花にぞありける



恋歌ではあるけれど。
・・・ほんとにねー・・・と、恋愛とは違う意味でため息をつくのでしたw
はぁ・・・・・・。







天使の降る日 (花とゆめCOMICS)



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