辞書がない

気付いたら、手元に辞書がなかった。
いつから無かったんだろう?

辞書を繰るのが好きだった。
ぱらぱらと、無駄に捲っては、開いた場所の単語を覚えたりした。
何せ活字中毒患者(笑)
飽きもせずに、よくやっていた。

そして今現在執筆中毒へ発展。
書く時に、言葉は何回か調べる。
でも最近はウィキペディアコトバンクで調べている。

いつから手元になかったのか気付かないくらい、辞書を使っていない。
ネットで事足りているから。
なんだか凄く、もったいない気がした。

ネットで関連用語を見ていくのと、
辞書で隣に載っている単語を見るのとでは、意味合いが違う。
辞書で単語の隣に載っているのは、関連用語じゃないから。

その「オマケ」こそが、人生の豊かさに繋がる「オマケ」ではないかと、
少々大げさに考えてみたりもする。
辞書を引いていたら知り得ていたはずの単語を、
みすみす見逃していたと思うと、何だか悔しい。

自分専用の辞書を買ったのは、中学に入った時。
国語教師のお薦めは、小学館だった。
辞書は、出版社の個性が濃く出る。
なぜお薦めだったのかの理由も聞いたけど、既に忘れてしまった。

中学に入って教わった最初の単語は「三省堂」だ。
省庁の「省」と書くのに、「しょう」とは読まず、反省の「せい」と読む。
そう教わった。
それは、今でも覚えている。
モチロン、辞書絡みの発言だった。
なぜその名が付いたのかも教わったけれど、
やはり、忘れてしまった。

覚えているのは、
「三省堂の国語辞書は個性が強い。もう少し大人になってから使うように。」
そんな主旨の話だけ。
ああ、もったいない。

タイムマシンがあるならば、
あの時へ行ってもう一度聞きたいと思うくらい、印象的な言葉だったのに。

人生とは忘却である。
「多くの忘却なくしては人生は暮らしていけない」
と書いたのは誰だったか。
その通りだと思う。
反面、本当にもったいないと思う。

覚えておきたい言葉がある。
人は忘れてしまうけれど。

だから、私は書きたがるのかもしれない。
人より多く忘れる気がするから。
経験したこと、思ったこと、感じたこと、覚えたこと、聞いたこと。
全てが大切。
何もかもを、覚えておきたい。
覚えられないのならせめて、書き留めておきたい。

辞書を買おう。
どこの辞書がいいだろうか?
考えるだけでもう、ワクワクして仕方がない。


・・・やっぱり、病気だ(笑)





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